2008年12月16日火曜日
シアトルのとうふ屋さん見つけた
先日、日系人の人から、うちの近くに新鮮な豆腐を売っているところがあるということを聞きました。そこはうちから車で10分くらいのところで何があるのかしらと思ながらいつもその前を通っていました。早速その日に、行ってみると、Northwest Tofu inc.といって豆腐を作っている工場とレストランが一緒になったところでした。中に入ると、レストランがあって、豆腐を買いたいと言うと、奥に行くように言われました。奥には、床がコンクリートのところに冷蔵庫とレジスターがあって、そこに豆腐や餃子の料金表がありました。そこからは豆腐の工場がチラッと見えました。豆腐は日本のマーケットでは1ドル50セントくらいなのに比べて、一丁80セントでした。早速豆腐を一丁と野菜入りの揚げ豆腐を買いました。奥から温かい豆腐を袋に入れて持って来てくれました。帰って早速その日の夕食は鍋物にしました。豆腐はとても新鮮で美味しかったです。揚げ豆腐は翌日、フライパンで焼いて食べましたが、野菜は洋風でセロリとニンジンが入っていました。これも新鮮で美味しかったです。その次の週は日本人の友人とレストランの部分に行きましたが、これはイマイチでした。友人は豆腐の麺があるのを見つけてヴェジタリアンのスープに入った豆腐麺を注文して味見させてもらいました。豆腐の麺は豆腐の歯ごたえで麺にするのには向いていないとおもいました。またスープは野菜で作っているためかコクがなく何か物足りない感じがしました。
私はこのとうふ屋さんがとても気に入ったので、Yelpというウェブサイトに私の印象を書きました。(http://www.yelp.com/biz/northwest-tofu-seattle-2 )。書いて投稿した後で他の人がHouse of Tofuという名前で同じ場所を名前を変えて入れているのを見つけてがっかりしましたが、めげずに正直にコメントを入れました。(http://www.yelp.com/biz/house-of-tofu-seattle )こういう店はぜひ繁盛してほしいです。先週からうちの息子を朝送って行った帰りに直ぐ近くなので、8時前にその豆腐屋さんでまた豆腐と4つ袋に入った揚げ豆腐を買いました。揚げ豆腐はまだ温かく、思わず朝ごはんにさっと暖めて大根おろしと鰹節としょうゆで1丁食べてしまいました。あまり美味しいので癖になってまた今週も今日(月曜日の朝)行って朝ごはんになりました。月曜日の朝はこれが習慣になりそうです。
2008年11月21日金曜日
感謝祭のランチ(Thanksgiving lunch)
Thanksfiving dayは11月の第4木曜日(27日)で少し早いけれど、先日、夫が職場である感謝祭のランチ切符を2枚買って彼の職場の同僚に混じって七面鳥を含んだThansgivingのバイキングスタイルのランチに行きました。出てきた料理はプロの料理人ではなく、夫の職場の一部の同僚が作ったそうです。ここに出てきた料理は一般的にThanksgiving Dayに食べるものですが、うちは息子たちが七面鳥は好きではないので料理しませんが、七面鳥の肉はあっさりしていて私は好きです。うちのThanksgivingで食べない分ここで食べました。このとき出た全部の料理の写真を撮ってSlide.comに掲載したのが上記のものです。
2008年11月17日月曜日
クローブについて
クローブは何の料理に使用されるのかウェブで調べると、スパイスがいっぱい入ったアップルサイダー、いろいろなインドやタイの料理(カレーのスパイスミッス)、パンプキンパイ、ムサカというギリシャの料理のスパイスに使われます。ここでスパイスの会社McCormickのウェブサイト(http://www.mccormick.com/)を見つけましたので、いろんなスパイスに興味があれば面白いウェブサイトだと思います。私はスパイスのきいたキャロットケーキやパンプキンパイ、パンプキンブレッドにクローブをよく使用します。来週、日本人の友人の誕生日にキャロットケーキを作る予定なのでそのときのレシピをまた掲示する予定です。
2008年11月3日月曜日
パンプキンブレッド
パンプキンブレッドのレシピ(2-3パウンド型またはカップケーキ型)
これはスパイスがいっぱい入っていて日本の淡白なものとはちょっと違った味に仕上がります。スパイスは無い場合は省いても出来ます。
材料:(1カップは200mlです。)
1¾カップ薄力粉
小さじ1 シナモンパウダー
小さじ 1 ベーキングソーダ(重曹)
小さじ ½ 塩
小さじ 1しょうがの粉(ジンジャーパウダー)
小さじ ½ ナツメッグ
小さじ ¼ クローブ
小さじ ¼ ベーキングパウダー
1 ¼ カップ カボチャ(皮をむいで茹でてつぶしたもの)
¾ カップ 牛乳
大匙3 バター(溶かしたもの)
大匙3 コーンオイルl
1 ¼ カップ砂糖 ( 半量 ブラウンシュガー)
2 個 卵
作り方1ケーキ型に油かバターを塗るか紙(ワックスペーパー)を敷いておく。
2.天火を180℃ に暖めておく。
3.粉薄力粉、スパイス、ベーキングパウダー、重曹、塩(上から8つの材料)を混ぜて網で振るっておく。
4.フードプロセッサかハンドミキサーで残りの材料(カボチャ、卵、油、バター、牛乳、砂糖)をまぜあわせる。
5.4に3を入れてよく混ぜ合わせる。
6.5の生地を型に入れる。
7.天火で30分―50分(ケーキ型の大きさで焼く時間が異なります。)竹串を刺して、何もつかなかったら焼き上がりです。
(2つ焼いてから一つはさめて冷凍保存して食べる日の朝、常温で解凍出来ます。)
2008年5月16日金曜日
シアトルでワラビを見つけた
下:ワラビ尽くしの料理、炊き込みご飯、煮物、白和え
ワラビの料理はしないつもりでしたが、川原さんのうちから歩いて帰る途中で20本くらい見つけたので、試しに自分でも料理してみることにしました。あくの取り方はインターネットで調べて(下記の(1)(2)参照)、重曹を使うかわりにベーキングソーダを使ってやってみました。まず、湯を沸かして、ベーキングソーダを茶さじ1杯溶かしてから、洗ったワラビを入れて皿で重石をしてさめるまでおいて、茶色になった水を変えて、色が出なくなるまで水を変えました。仕上がりはきれいな緑色でやわらかいものになりました。その後ダシをつくってそれでさっと煮てから出しにつけてから食べたら苦味もなくて柔らかくておいしく仕上がりました。
数日後、川原から電話でワラビを料理したから取りに来てと電話がありました。もち米で作ったワラビの炊き込みご飯とワラビの煮付けと白和えをもらいました。さすが、仏教会の料理部長で味にうるさい川原さんの料理は美味でした。
川原さんは先月、日本へ行ってこられましたが、日本で売っているワラビは日本国産は少ないのか高いのか、彼女が買ったお弁当に入っていたワラビは中国産だったという話をききました。たぶん、日本の田舎にはたくさんワラビはあるのでしょうが、とる人の数が多いのですぐ無くなってしまうのかもしれませんね。
シアトルにも私を含めてアジア人はたくさんいますが、ワラビの数に比べて取って料理する人は少ないためか、まだあちらこちらにはえています。川原さんの多くの友人が、ワラビをくださいと頼むそうです。彼女は半分料理して食べたり、人にあげたりして、あとの半分は塩漬けにして冷凍して一年中食べるそうです。
私は、ワラビは好きですが、この季節の味としてこの時期だけ楽しむことにします。
(1)http://www13.ocn.ne.jp/~gentle/sannsai.html
2008年5月15日木曜日
また学校のオークション
2008年4月8日火曜日
オークションの日
オークションの日はカリフォルニア寿司ロールをオードブルに作るのに、出かける直前まで忙しくて、オークションが始まる2時間にSt. Demetriousに行きました。
Rover’s のシェフThierryは、彼のレストランから3人のアシスタントシェフを連れてすでに来ていました。彼らはフランス語で話しながら料理の準備をしていました。
St.cloudsのジョンP が私達ボランティアの担当で、私の仕事は、まず、出来上がったプディングをジョンの車から冷蔵室に移動することでした。その後、焼きたてのいいにおいのするパンを切り分けて布のナプキンに包んで籠に入れました。最後の仕事は、オードブルを皿に盛りつけることでした。たくさんのオードブルがPTAから寄付されて、台所の4つの大きな台の上に並んでいましたが、ほとんどは使い捨ての紙の皿や、アルミニウムの容器に入っていて、手間をかけて作られた前菜も食欲をそそるものには見えませんでした。料理のボランティアコーディネータのジェインから、素敵な皿と切りたての花と葉をもらって、扇状に一つ一つ前菜を並べて真ん中に花や葉を飾ったら、レストランで出てくるような豪華な前菜までとはいかないものの、きれいな前菜に変わりました。これで、料理場の手伝いは終わりました。車に帰って、上着を着替えてゲストとして会場に戻りました。
オークションのゲストに料理を持ってきてサービスしたのは、白いワイシャツと黒いスラックスの中学校の生徒達でした。いい経験になるでしょうが、残念ながらうちの息子はとても内向的でこういうボランティアはしません。ジョンPの指導であっという間に礼儀正しいウェイターとウェイトレスが誕生しました。たまにレストランに行って給仕にがっかりすることがありますが、この若いウェイターたちの仕事ぶりには驚かされました。彼らはてきぱきと人ごみをぬって前菜をあちらこちらの人に持って行って勧めた後、たくさんの料理をこぼすことなくテーブルまで運んで給仕しました。後でSt. cloudsのウェブサイトで知ったのですが、ジョンPは元学校の先生だったと書いてありました。彼はいい先生だったに違いないと思いました。
オークションには中学校のジャズバンドによる生演奏がありました。サイレントオークションという入札したい出品物に金額と自分の番号を書くものから始まりまって、夫はいくつか金額を書いたようですが、何も落札できませんでした。その間、前菜をウェーターたちが持ってきたのですが、私は一口食べただけでした。あっという間にあのたくさんあったオードブルが全部なくなったと聞きました。その後テーブルに着く前にちょっとキッチンを覘いて見ると、大きな2つのなべにスープがぐつぐつと煮えていました。
夫と近所の2組の夫婦と共にテーブルについて、ライブオークションが始まりました。これはプロのオークショニア(競売人)が一つづつ売りに出ているものを大声で競売にかけるものでした。PTAから寄付されたものが売りにかけられたのですが、レストランのディナー券、別荘の1週間やガーデンパーティーなど高級なものがいろいろなものがありました。
さてライブオークションの開始と同時に、フルコースが出てきました。ワインとパンから始まって、サラダの後、皿に濃いピンク(多分真っ赤なビートだと思います。)のソースの中に白いチーズか少しだけのったものが運ばれてきました。メニューを見ていなかったゲストはこれはパンにつけるのかと戸惑っていましたが、その後、ボウルに入った暖かいスープが、各自の皿に注がれました。これは、スープを出すにはいい考えだと思いました。もしピンクと白の中身が混じっていたら、きっとスープの色はゲストの私たちを驚かせることはなかったでしょう。最初に彩り豊かな内容を出すことで私たちの目を楽しませて何が出てくるのかと期待させてからそれにスープを注ぐというのには関心しました。スープはもちろん、おいしかったです。
その後、タプナードをつけて焼いた鮭とソテーした緑の野菜そしてブレッドプディングのメインディッシュがでました。私は思った割にはプディングがぱさぱさしておいしくなかったのでがっかりしました。前もって作っておいて、再度焼いたためにプディングがしっとりしていないのかもしれません。でも、普通プリンやブレッドプディングが好きでないうちの夫はおいしいと言っていました。鮭はタプナードが塩辛かったので、もしかしたらご飯にあうかなと思って食べました。
最後はデザートダッシュでした。これもオークションの一環で、テーブルごとにデザートに払う金額を各自書いてテーブルごとに合計金額を提示して、一番高い値段をつけたテーブルからデザートのたくさんおいてあるテーブルに行って、デザートを選ぶというものでした。私たちのテーブルは3番目でした。テーブルから2人が代表で6つものケーキが積み重ねられた、背の高いチョコレートケーキを選んで持ってきました。とてもおいしそうなケーキでしたが、ムースやチョコレートクリームやチョコレートケーキの層を崩さずに切るのは一苦労でした。私の皿のケーキも崩れてしまっていましたが、口の中でとろけておいしかったです。このケーキはとても大きかったので、テーブルの10人で切り分けた後、半分以上残ってしまいました。気をきかせたゲストの一人が先生たちの座っているテーブルに持っていったのですが、バランスが崩れてテーブルの上に落ちてしまいました。誰の服も汚れず、床にも落ちなくて良かったのですが、思わず笑ってしまいました。見掛けの良いケーキには要注意です。
このオークションは私が料理にかかわった初めてのオークションでした。どちらかというと、料理の準備をするほうが、実際のオークションより私には楽しかったです。
2008年3月24日月曜日
中学校(middle school)のオークションPart1
うちの息子の中学校(Washington Middle School ) のオークションの晩餐会で出される夕食の準備を手伝う PTAのボランティアをしました。
火曜日から木曜日まで St.Clouds(1)という下町レストラン(Neighborhood restaurant)で毎日4時間、 金曜日はオークションの晩餐会があるギリシャ正教会の St. Demetrious (2)で、 オークションの始まる前の2時間手伝いをしました。
私は、今まで一度もレストランの調理場で働いたことがないので、わくわくしながらお気に入りの日本包丁と新しく買ったまな板とエプロンを持ってSt.Cloudsに行きました。St. cloudsのオーナー、シェフで、中学生の父親のJohn Plattさんの指示で7~8人のPTAのボランティアに混じって、野菜の皮むき、ぶつ切り、みじん切り、材料を混ぜるたりという作業をしました。私は料理は好きなので、単純な作業とはいえ張り切って言われたことを喜んで、さっさとこなしました。
私が主に貢献した料理は、偶然にもブレッドプディングでした。ジョンPにこのブレッドプディングは、英国の料理ですかと尋ねたら、フランスのブレッドプディングということでした。フランス人はパンが好きで、食べ残りのフランスパンを使ってプディングを作るそうです。ブレッドプディングは英国の食べ物の記事で書いたので、英国料理ではないといえ、どんなものができるか楽しみでした。
最初の仕事はたまねぎの皮をむいで、たて半分に切ったあと横に1センチに切る作業でした。病気の老人宅を訪問する気さくな看護婦さんのジュディーと、おしゃべりをしながらあっという間にたくさんのたまねぎを、目に涙を流すことなく切り終えました。彼女によると、一人で玉葱を切ると涙が出るけど、他の人と話をしながらきると涙が出ない。と言っていましたが、本当でしょうか。私はソフトコンタクトレンズをしていたら涙は出ることなく玉葱は料理できますが...。次は、新鮮なタイムのみじん切りをしました。レストランの包丁を借りてやってみたら、この包丁のほうがみじん切りが早くできました。日本包丁は日本料理の薄切りや皮むきには適していますが、レストランの包丁の方がみじん切りには適していることを学びました。玉葱は、その間、オーブン用の大きい金属容器に溶かしたバターと油とともに入れられていました。この日の最後に割り当てられた仕事は、ゴム手袋をはめて、タイムやその他の調味料を玉葱と油と混ぜ合わせることでした。玉葱はオーブンで狐色になるまで、混ぜながら時間をかけて焼くということでした。他の人たちは、売るのには古くなったパンの固い外皮を切り落として、3センチ角位に切る仕事をしていました。このパンは、料理の世話役の人が、シアトルでおいしいパンで人気のあるEssential baking Co.(2)から無料でもらってきたとの事です。古いパンということですが、私が切り落として捨てるという外側を勿体ないので、食べてみましたが、とても香ばしくておいしかったです。
第二日目、玉葱はすでに狐色に焼きあがっていました。私の仕事はまず、切り終わったパンの半分を8つの大きな容器に分けて入れました。その間、他の人たちは洋ナシの芯を取って1センチ角に切る作業、生タイムのみじん切りをしていました。洋ナシと狐色の玉葱はスパイスと一緒にソテーにされて、大きなフライパンにいれられて私のところに来ました。それを、8つの容器に並べたパンの上に載せてから、残りのパンを上に載せました。台所の奥では2人が、卵と牛乳、生クリームと緑のチーズを量って混ぜる作業をしていましたが、終わり次第、私ともう一人のボランティアで、プロの料理人の女性と一緒に、このカスタードミックスをもう一度混ぜてから8つの容器に流し入れました。それから、私の仕事はカスタードが、しみ込んでパンが浮き上がらないように15分ごとに何回かパンを手のひらで押すというものでした。パンに卵液が完全にしみ込んでいないと、プディングがぱさぱさになっておいしくないそうです。
これでプディングは焼く前の準備完了です。この日の最後の仕事は塩漬けのグリーンオリーブのみじん切りでした。オリーブは丸くて転げるのでそのままみじん切りはできません。まず、一つ一つ輪切してから小さく切るのでとても手間がかかりました。ジョンPによると、もし彼がやる場合は、フードプロセッサを使用するけど、もう一人のオークションのボランティアシェフ、フランスレストランRover’s(3)のchef in the hat のThierryが手でみじん切りしたものでないとおいしくないし材料に使えないということで、私たちの仕事になったようです。これはタプナード(Tapenade)(4)というものの材料になるようでした。
St.Clouds での最後の日は、食器洗いで、使った容器、包丁、まな板やカップ等をブラシでこすってから熱湯でゆすいで、サニタイザーに入れて殺菌するという作業をしました。驚いたことにほとんどの食べ物のかすはゆすぐ過程で取ってしまって、サニタイザーのゆすぎは5分もかからずあっという間に洗い終わってしまいました。1時間くらいかかる、うちで使う皿洗い機を想像していたのでこの早さにはびっくりしました。だからレストランではまだ皿洗いの仕事があるのかと思いました。それから食器があまり数ないのは、皿洗いが10分でできるからあまり皿はいらないんだと納得しました。プディング作りの最後の仕事はオーブンで焼くことでした。食器洗いの合間に、2つの大きなオーブンの上段に2容器と下段に1容器の下準備の済んだプディングを熱したオーブンにれて、20分ごとに右から左、上から下へと回りに移動する作業をもう一人の女性としました。容器はとても重く、料理人は料理が上手なだけでなく力がなければならないようです。
これらがSt.Cloudsでやった仕事です。いろんな人と知り合って、いろんなことを話しながら働いて、時間があっという間に経ってしまいました。いつもPTAの世話役をしていて忙しいジェインを除いて、ほとんどの人は仕事を持っていて、休みを取って学校のために手伝っていたようです。夫婦で一緒に手伝っていた人もいました。
この次の日はオークション晩餐会、実際にSt.Demetrious に行って下準備を2時間手伝った後、ゲストとして夕食を食べました。
それについては次の記事で書きます。
(2)http://www.saintdemetrios.com/
(3) http://www.rovers-seattle.com/
(4)Tapenade(タプナード)はイタリア料理では普通黒いオリーブで作りますが、フランス料理店のシェフのThierryは緑のものを使っていました。日本語のウェブサイトにもレシピがありました。その中から2つを参照してください。
ぐるナビのしいたけのタプナード焼き
http://recipe.gnavi.co.jp/recipe/277.html
エル ア ターブルオンラインのミ・キュイ・トマトのプチピザにタプナードが使われています。
http://www.elleatable.jp/atable/cooking/recipe/detail.php?id=329&m=&cat=27
またビストロタプナードというレストランも日本にはあるようです。(http://www.mpchiba.com/tapenade/)
2008年3月12日水曜日
朝食
下の大きい写真はレストランのメニュー、オムレツにアボガドソースが載ったものと全粒パンとジャガイモ
アメリカのある組織のアンケート結果では、アメリカ人の9割は朝食は一日で一番重要な食事と答えたのにもかかわらず、たった49パーセントの人が毎日朝食を食べるとのことだ。(参照:http://www.ific.org/research/upload/2007Survey-FINAL.pdf ) また朝食は子供の知的能力に影響を及ぼすという研究結果もある。(http://www.cdc.gov/healthyyouth/nutrition/facts.htm)
アメリカ人(私の知り合いの人々、親戚、友人、近所の人等)のほとんどは週日、コーンフレーク、Wheaties、(Kellog ウェブサイト http://www2.kelloggs.com/Product/ProductDetail.aspx?brand=137&product=449&cat=cereal、 General Millsのシリアルのいろいろ http://www.generalmills.com/corporate/brands/category.aspx?catID=19412&groupID=19412 ) 等の冷たいシリアルに牛乳をかけて食べるか、オートミール(Quaker Oatmealウェブサイトhttp://www.quakeroatmeal.com/qo_heartHealthy/oatmealAndHeartHealth/index.cfm)のような暖かいシリアルを食べる。オートミールがコレステロールを下げて、繊維質も多くで体にいいと聞いて、あまり好きではないし、おいしくもないが、クイックオート(参照:)という1分で出来るオートミールにバナナとレーズンを入れて沸騰したお湯を注いでシナモンシュガーを振りかけたものを、夫と私は、よく朝食に食べる。うちの下のむすこは冷凍のワッフルをトーストして食べるのが好きだ。
うちでは時間をかけてアメリカ風の朝食を作るのは時間のある週末に限られる。内容はコーヒー、ジュース(オレンジジュースかりんごジュース)、パン類(オーブンで焼いたシナモンロール、スコーン、マフィンまたはパンケーキ)、卵(スクランブルエッグやオムレツ)肉類(ベーコンかハム、ソーセージ)、フルーツ(グレープフルーツ、アップルソースやメロン)、ジャガイモのソテーを作る。(写真参照)
先日シアトルで最高の朝食レストランというところで朝食を食べたので、レストランとそこで食べた朝食の写真を載せた。こちらで高級レストランで朝食のメニューを見ると、サーモンパティ(鮭を焼いてほくしたものに卵、小麦粉と玉ねぎを混ぜてフライパンで焼いたもの。)や色んなものがはいったオムレツや焼きたてのスコーンやパンを頼むことが出来る。レストランのオムレツのほとんどにはチーズが入っている。これはカロリーが高くて、こってりとしている。チーズ入りはあまり好きでない私は、チーズ抜きでつくってくれるよう頼む。私が行くシアトルのレストランは量より質で選ぶが、チェーンになっているレストランの朝食は量が多い。レストランによっては、4つ卵を使ったオムレツなども注文できるレストランもある。アメリカのレストランのメニューにはジャガイモがついてくるものが多い。マクドナルドの朝食のメニューでさえもじゃがいもをつぶしたものに衣を着けたようなものもある。
日本風の朝食は、うちでは人気があるが、作るのに時間をとるので、月に何度か土曜日の昼ごはんに作る。一般的にごはん、味噌汁、たまごとハムかベーコン、味付けのりと生野菜の組み合わせである。うちの家族はごはんが大好きなので日本風の朝食を喜んで食べる。
今の忙しい日本では、みんなしっかりと朝食を毎日食べているのしょうか。
2008年2月29日金曜日
アメリカで日本の本格うどん
まずはレシピの検索から。2年前に日本に帰ったときに買った、「初めてでもでききるうどん打ち」の本からダシのページ、ウェブサイト:
「讃岐の男うどん 備中の女うどん」http://www.okanoue-udon.com/g/tuyu.html 、「中野うどん学校」http://nakanoya.net/dashi.html 、「おいしいうどんつゆの作り方―[うどん]All About グルメ」http://allabout.co.jp/gourmet/udon/closeup/CU20020117tuyu/index.htm を参照にしてダシをつくった。うどんは冷凍の讃岐うどんを使用することにした。
テスト1:アメリカ人のうちの家族。うちで私はダシのもとを使ったうどんスープでよくうどんを食べているし、日本に帰ったときもうどんはよく食べていのでうどんの味は知っている。うどん打ちの本のレシピで濃い口醤油を使った関東風を作ったら、とても塩辛くて色が濃い茶色になった。塩分を減らす必要あり。次のテストでは濃いくちから薄口醤油に変更。
テスト2:近所に住んでいる広島県出身の、いろいろ日本食に詳しいおばさんに味見してもらった。うどん打ちの本の関西風で薄口醤油のダシと、同じもので薄口醤油の量を減らしたものを試食してもらった。最初のものはやはり塩辛かった。2番目の塩分はよかったが、何か味が足りないという提言をもらった。塩分はこの2番目に決定。次のテストではイリコを加えてみることにした。
テスト3:古い友人にばったりあって、彼女の家でうどん味見パーティーを主催してくれた。日本から夫の出張に付き添ってきた日本人の主婦7人とアメリカ人の友人が参加。日本人の奥さん達の口に合うかと心配。せっかくなのでアンケートを作って真剣に味見してもらうことにした。スープは3種類作った。1番目は、イリコ少し沸騰させたもので、昆布鰹節も使用、2番目はイリコは沸騰前に取り出した以外は1番と同じ、3番目はイリコの変わりに戻したシイタケを使用。最初は少しダシだけ味見してもらった。1番はみんな魚の生臭さが気になる。3番は少し塩辛い、2番が一番美味しいというのが一致した意見だった。次にうどんを入れて食べてもらった。一人は1番がいいというのを除いて他は2番が一番美味しいという結果だった。3番はそばに合うかもと言う人もいた。日本人から美味しいといわれてホットした。特にアメリカに来てこんなおいしいうどんを食べたのは初めてと言われて、お世辞とはわかっていても、とてもうれしかった。最後はこの結果を使ってアメリカ人でテスト。
テスト4:夫の誕生パーティーを日本食でやって、うどんを出してみることにした。30人くらいで、構成は1日本人、4イギリス人、2ハワイ出身の中国系アメリカ人、他はみんなシアトル周辺に住む白人というものだった。2種類ダシをテストするために作ったが、他の料理を作るのに手がかかったため、テスト2で一番になったダシを使用することにした。来た人の中にはうどんはまだ?と尋ねる人もいた。結果は驚いたことに、2人がうどんを残しただけで、みんなきれいにうどんを食べたてくれた。白人の子供の親がもっとうどんを子供にと、おかわりも頼まれた。中にはうどんの店を開業したら昼は食べに来るよという人もいた。立ち食いうどんの店はこちらでも受けるかも...。
残念ながらこのダシは味にうるさい近所の広島出身のおばさんには最高とはいわなかった。まだなにかもの足りないと言われてがっかり。私のダシには、ハイミーも砂糖もはいってないので、それかもしれない。彼女はハイミーを日本から送ってもらって何にでも少し風味を出すのに使うというのをきいた。何度かこれからも化学調味料は使わないで、彼女の味に合うよう試すつもりであるが、日本人の若い奥さんたちとアメリカ人に受け入れられたこのうどんの味は、将来、私がサイドビジネスで立ち食いうどんの店をしようと思ったときのために取っておくことに決めた。
シアトルでは食べ物を人に出すには、食べ物取り扱い許可証(food handling permit)を取ったり、食堂はいろいろな条件を満たして、保健所で承認される必要があります。それに、うどんだけでは、体が大きいアメリカ人にはお腹が太らないだろうし、メニューももっとたくさん種類がいる。場所を借りたり従業員を雇ったり、料理人、ウェイトレス、キャッシャーも自分でやらなければならない。
2008年2月21日木曜日
アメリカの食べものと寿司、レストラン
アメリカは日本と違って移民の国である。アメリカの料理は異国の様々な料理が混ざったものである。異国からきた人が本国の料理を出すレストランに行くと、料理の味が期待したものと違うのでおいしくないと言うのをよく聞く。こちらで繁盛している外国料理のレストランは必ずしもその国の伝統的な味ではない。一般的なアメリカ人の口に合うように味付けがしてあるから、そのレストランは繁盛しているのであろう。
たまにその変化したものが元の味とピッタリと合っておいしいものを作り出すこともある。寿司のカリフォルニアロールはそれである。カリフォルニアロールはアボガド、蟹かまぼこ、きゅうりを裏まき巻き寿司(外が白い)に巻いたものである。アボガドは寿司飯としょうゆにあって結構おいしい。この前、子供の中学校の先生のバレンタインのランチに巻き寿司を作っていった。日本風に干しシイタケを煮たもの、干ぴょう、玉子焼き、カマボコ、キュウリを太巻きにしたものとカリフォルニアロールを作って行ったが、カリフォルニアロールは人気があったが、太巻きはアメリカ人の先生たちにはあまり人気がなかった。このランチで、ベーグル(パンの種類)にクリームチーズと生のスモークサーモンを載せてレモンをかけたものが人気があった。それにヒントを得て、先週末のパーティーで生のスモークサーモン、クリームチーズ、キュウリを真にして作った裏巻き寿司をカリフォルニアロールと一緒に出したら、どちらもアメリカ人に受けて10合炊いて作った寿司が全部無くなった。
このスモークサーモンの寿司はクリームチーズを入れているので変な感じだが、食べてみると案外美味しかった。
今日、友人のロシア系ユダヤ人でアメリカに帰化した寿司好きのおじさんが、灯台という日本食、特に寿司食べ放題のところに連れて行ってくれた。色んなアメリカ風に変化した巻き寿司が、握り寿司と共に並んでいた。驚いたのは、天婦羅にした巻き寿司だった。うどん、中華そば、野菜サラダ、野菜天婦羅、中華風の野菜炒めなどもあった。デザートもたくさんあった。このおじさんはわさびが大好きで山のように取って、しょうゆよりもわさびに寿司をつけて食べていた。(上の写真)。これらの寿司のようにアメリカで変化した色んな国の食べ物は、たくさんあるようだ。それはこちらではフュージョンと言って人気がある。これがアメリカ料理の一部になっている。
2008年2月7日木曜日
シアトルで日本食は?
私はあまり日本食レストランで外食はしない。私は食べ物にはうるさい。日本料理を食べに行ったが、何度かがっかりすることがあった。これは、私が行くレストランは一般的に高級な日本食レストランではないからかも知れない。高級なレストランに行ったこともある。それは日本食ではなかったが、値段の割にはおいしくないので損をしたような気がした。私がおいしいと思う味と一般のシアトル住民の期待する日本料理の味は違うのかもしれない。それでもたまに、もう一度行きたい日本食のレストランに遭遇する。それはチャイナタウンにあるつくしんぼやMercer Islandにあるハルコ等である。そういうところは店がつぶれると嫌なので行くときは友人や家族と行く。だから行くところは同じところか知り合いの日本人が進めるところばかり行くようになる。
こちらの日本食レストランで弁当かコンビネーションのメニューをたのむとたいてい、寿司とご飯と両方入っている。どちらか一方にしてほしい。私には食べ物を残してはもったいないという考えがあって、多すぎるとわかっていても全部食べてしまう。幼いころ親からご飯を無駄にすると目がつぶれると言われたのを覚えていて、その影響かもしれない。これは盲目の人に対する偏見であるが、40年くらい前の日本で、私は純真に親を信じたらしい。母によると、盲目の人を見たとき、幼い私が「あの人は、ご飯を粗末にしたんでしょ?」と尋ねてとても恥ずかしかったそうだ。
私は料理をするのが大好きだ。うちのアメリカ生まれの家族(夫と2人息子)は外食より家で私が作った料理を食べるのを好む。たまにアメリカ人から私は夕食に何を作るのか尋ねられることがある。彼らは日本人は寿司やテリヤキをいつも食べていると思っているようである。私は日本食、イタリア料理、アメリカ料理、メキシコ料理と本やインターネットを見て何でもおいしくて家族がよろこんでたべるものなら何でも作る。それでも私はやはりご飯が好きなので、メキシコ、日本、イタリア、中華、アメリカ、日本のように、一日おきにはご飯を食べる献立である。息子も夫も幸いご飯が好きでたくさん食べる。昼にも週一回おにぎりを持っていく。シアトルでは日本食材が簡単に買える。一般のマーケットに行っても日本米に近いカリフォルニア米、しょうゆ、豆腐、味噌なども買える。そこにないものは宇和島屋(http://www.uwajimaya.com/sea/)にいくとほとんど何でも買える。
上の息子は、朝ごはんに残りご飯があるときはいつも冷ご飯にお茶漬けのもととお湯をかけてお茶漬けを作って食べる。日本人にすれば変かもしれない。私は日本で、たいてい厚切りのパンをトーストにしてジャムとバターをつけてコーヒーと一緒という朝食を食べて育った。あまりお茶漬けを朝ごはんに食べなかったと思う。
アメリカ人で日本に興味を持っている人はたくさんいるようだ。日本に行きたいとか外国語を習うなら日本語というのをよく聞く。そういう人は日本食のファンのようだ。特に寿司は人気があり、テリヤキのレストランは日本ファンならず、たくさんの人で込み合っている。テリヤキの味は日本と違って甘い。テリヤキは下焼きしてあって、オーダーしてから網の上で焼いて直ぐ出来上がる。ごはんとサラダがついて値段も5ドルから7ドルと安い。私も甘すぎるといいながら、外食で格安で早く食べれて脂っこいものが食べたくないときは、テリヤキレストランへ行く。うちの家族はマクドナルドへはもう何年も行っていない。子供はテリヤキの方がハンバーガーよりも好きである。それも母親が日本人のためかもしれない。
シアトルは日本食の好きな日本人の住みやすいところである。何年か前にモンタナ州とワイオミング州を旅行したときには、テリヤキレストランが間単にさがせて、しょうゆも米も買えるシアトルに住むことにしてよかったとあらためて実感したのを思い出す。
2008年1月30日水曜日
イギリスの伝統的な食べ物
イギリスから来ている夫婦と先週末一緒に一軒の家を借りることになったので、会話の合間に、イギリスの伝統的な食べ物のことをきいてみた。彼らによるとヨークシャープディング、オーブンで焼いた肉のほとんどと穴の中の蛙?(Toad-in-the-hole)だそうです。ヨークシャープディングはホットケーキと同じ材料を混ぜて作ったものをオーブンで焼いて膨らませたもので、Toad-in-the-holeはプディングの中にソーセージをいれて焼いたものだそうだ。
ヨークシャープディングは聞いたことはあってもまったくどんなものか知らなかったので、興味本位で調べてみると、http://www.bbc.co.uk/dna/h2g2/A192683に変な説明が書いてあったので一部訳してみると、“...ヨークシャープディングは英国の人気のある伝統的な食べ物で英国東北部から来たもので、一部の英国人は粘り気と見かけが牛糞ににているこのに気がついている。...”この説明から想像するとあまりおいしそうではない。もうひとつのウェブページhttp://projectbritain.com/ (今このサイトはイギリスの学校のサイト)には様々な英国の情報が載っている。それによるとハリーポッター(Harry Potter)もヨークシャープディングが好きだとRowlingの本から引用されていた。このサイトで新しく学んだことはイギリスでは伝統的にはDinnerは昼ごはんのことで一日の一番大きい食事だということだ。日曜日の典型的なdinnerはローストした肉と2種類の野菜ヨークシャープディングだそうだ。ヨークシャープディングは野菜とグレービーを乗せてメインででてきて、デザートではジャムかアイスクリームとだされるそうだ。このサイトにはヨークシャープディングのレシピへのリンクもある。Bread and butterプディングは写真では美味しそうだ。
Tod-in-the-holeはソーセージをヨークシャープディングに入れて焼いたもののようだ。写真が
http://www.woodlands-junior.kent.sch.uk/customs/questions/food/dishes.htm に掲載されている。
アメリカにはソーセージをパンの生地に包んで焼いたpig in the blankets というものがあるが、生地には包んでないが、これににているようだ。
日本人がイギリスに行くとあちらの食べ物があまりなじまないと言う話をたまに聞くが、上記のサイトによるとパンと、Fish and chips、プディング、パイ、サンドイッチなどが主食のようだ。
イギリスではインド料理も人気のようだ。上記の宿を共にした英国カップルはインド料理をほうれん草を使って作った。それは結構おいしかった。
ごはんが主食の日本人にはパンばかりの食事には直ぐ飽きてしまうだろう。私はシアトルに住んでいるが、ほとんど毎日一度はご飯を食べている。外食も洋食もたまに食べるが、中華かベトナム料理、タイなどが多い。イギリスには行ってみたいけど、食べるもののことを考えると行く気が無くなってしまう。