2011年12月11日日曜日

Cookies Across America パーティー


Allrecipe.comから私の主催する料理を一緒にするMeetupグループブログ)へCookies Across America パーティー招待のメールを受け取りました。Allrecipe.comはレシピがたくさんあって便利なのでよく利用していますが、シアトルのメインオフィスがあるのは今まで知りませんでした。 早速meetupのメンバーに通知してたところ、4人で参加することになりました。パーティーといってもすでに焼いてあるクッキーにデコレーションをみんなでするというもので、アイシングも用意してあって、料理というよりも絵を描く会のようなものでした。Allrecipe.com の従業員の家族や他のブロガーも参加してたくさんのクッキーが色とりどりに飾られました。出来上がったクッキーはシアトルのダウンタウンの貧しい住人や高齢者をサポートする民間非営利団体 のThe Pike place Market foundationへ寄付されるそうです。
ところで日本語のオールレシピのサイトがあるのをAllrecipe.comの従業員から聞いて見つけました。試してください。http://tinyurl.com/6rspm7t 
にほんブログ村 海外生活ブログ シアトル・ポートランド情報へ
にほんブログ村 料理ブログへ

2011年9月30日金曜日

包丁を安全に使う

先日まき寿司のクラスを教える際に包丁を安全に使用する方法について話そうと、料理の基本の本やインターネットで調べてみました。、包丁と切っている手に注意を払うことに加えて、何人かで一緒に料理する場合の包丁を安全に使うのに役立ちそうなことをまとめてみました。
1. 包丁は、いつもよく切れるように砥いでおく。
切れない包丁は滑って危ないのです。切りたいものを切るより指を切る可能性が増えます。包丁が切れるかどうか試すには、まな板で包丁を前後に動かして、簡単にすべる場合は、包丁は切れ味が鈍くなっているので研ぐ必要があります。動かしにくくて包丁がまな板に食い込むのは包丁がよく切れるからです。板前さんは、親指のつめに包丁を当てて試すそうです。
2. 包丁を持って歩き回らない。もし、包丁を持って移動する場合は体の横につけて移動する。
日本のレストランの厨房では、板前さんが包丁を上から手で覆って、包丁!後ろ通りますと声をかけて警告するというのを聞いたことがあります。
3. 包丁の先を人に向けない。
4. 包丁を落としたときは落ちる途中で摑もうとしない。
包丁の刃の部分は柄よりも重いので刃が先に落ちて捕らえようとした場合は手を切る可能性が大きくなります。
5. 包丁を水や洗剤をためた流しに放置しない。
食器を洗うときに気づかず手を突っ込んでけがをするかもしれません。
6. 包丁を他の人に渡すときは、包丁をまな板の上において、まな板の上から取ってもらう。
刃を持って柄を渡すというのを聞いたことがありますが、まな板の上において渡す方が安全でしょう。

最後に3つの包丁の使い方のビデオを見てください。そして日本、アメリカ、
メルボーン オーストラリアのものです。興味深いのはアメリカとオーストラリアのシェフは鋼(スティール)の棒で包丁を研ぐことです。

にほんブログ村 海外生活ブログ シアトル・ポートランド情報へ
にほんブログ村 料理ブログへ

2011年8月17日水曜日

一緒に料理をして食べる会(Let us cook together)

“Seattle let us cook together”(http://www.meetup.com/Seattle-Let-us-Cook-together-Meetup/)というMeetup を今年の一月にはじめてから8ヶ月になります。Meetup というのは同じものに興味のある人が集まって一緒に興味があることをするというグループです。以前のブログで食べ物の写真を取るmeetupについて記事にしましたが。今回は私が始めたグループの紹介をします。
Pruneキッチンで何か始めたかった、料理好きな人に会ってみたかった、またファストフードではない新鮮な素材を使った料理をシアトル近郊に住んでいる人と一緒に作って食べて楽しみたかったのではじめました。誰でも参加できるように、15ドルから30ドルまでで、お金儲けというよりも趣味で、材料費と光熱費等のコストのみでやっています。人数は少人数で12-15人くらいに制限しています。料理は日本料理に限らず、わたしがうちで作るアメリカン、イタリアン、メキシカン、タイ料理、に加えて興味があるけど作ったことが無い料理などもたまに試験的に料理します。
メンバーの数は現在125人くらいでメンバーはアメリカ人がほとんどですが、日本人も含めて他の国から来た人も参加しているので、メニューとレシピの選択を手伝ってほしいのですが、今のところ私がほとんど全部決めています。
気候が良くて休暇を取る人が多い夏のせいか、最近実際に参加してくれる人が少ないので簡単なメニューを試したり、エスニック料理などを秋には考えています。何度か日本の朝食を作ってみましたが参加した人たちはおいしくていろんなことを学んだと喜んでいましたが人数が集まらなかったので日本の食材費がかかるのでこれはしばらく中止です。バレンタインディナーやメキシコ料理等も試してみましたが、人気のあったのはチャイニーズニューイヤーのころに作った餃子と日本の水炊き、私の留守にうちの夫のホストでやったスパゲッティメートボール、ホームメイドピザ、裏庭でのバーベキューでした。
料理好きの私としてはメニューを考えるのは苦にはならないのですが、いいレシピをインターネットからさがすのが難しいです。作ってみたらあまりおいしくなかったり、レシピが複雑すぎたりと問題が多いです。使いなれた料理の本のほうが、説明が明瞭でたいてい結果はおいしい料理ができるようです。
この料理の会の前日は材料の買い物に追われて台所の掃除は大仕事ですが、ほとんどの場合参加者が、皿洗い等の後片付けをしてくれます。
このmeetupは、レストランに行ってただ食べるのとは違って、おいしい食事を初めて会った人と一緒に作って、できたもの一緒に味わいながら話をするという和やかな楽しい集りです。たまにはワインやビールも加わってさらに食事の会話もはずみます。

写真は作った料理の一部です。
にほんブログ村 海外生活ブログ シアトル・ポートランド情報へ
にほんブログ村 料理ブログへ

2011年4月13日水曜日

パンケーキで東北地震被災者の寄付金集め

Pancake breakfast for Japan Earthquake relief Mar19,2011
9.0の東北地方太平洋沖地震で破壊された地域の映像は衝撃的で、亡くなられた方の数と破壊
された建物の数、住む場所の無くなった生存者の人は大多数であるとのニュースはシアトルでも大きく報道されました。亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。
うちの家族は広島に住んでいるので地震の影響はまったくありませんでしたが、日本で生まれ育った私が被災者の方に出来ることが無いかと考えた末にPrune Kitchenで食べ物を作って何かできるかもしれないと思いました。
シアトルに来て、いろんな食べ物を利用した資金や寄付集めにゲストとして参加した経験があります。ベークセール(Bake Sale:クッキーやケーキ等をいろんな人が作って寄付してそれを売って資金集め)、オークションのディナー、パンケーキの朝食(パンケーキを含んだ朝食をボランティアが作って売って資金集め)等です。
私の予算では高価なディナーはできませんが、Prune Kitchenでパンケーキの朝食は主催できるのでやってみることにしました。友人のLyle氏は多くの友人をアパートに招いて年に何度かパンケーキの朝食をしている人なので、早速、手伝ってもらえないかと連絡したところ主催者の一人として参加してくれると返事があって、夕食をしながらいつどのようにするか決めました。
Lyle氏は大型のレストランでも使用できそうな2つのコーヒーメーカーとパンケーキを焼く2つの電気ホットプレートと大袋の粗挽きコーヒー豆とパンケーキの材料を持ってきてくれました。春や休みでうちに帰ってきていた上のむすこと高校生の息子にも料理をさせて夫のダニエルはドアで案内役、Lyleの多くの友人と私の知人や友人を招いて、アメリカ赤十字社Peace Winds Americaへ寄付してもらいましたそれから1週間後に2番目のパンケーキは私が加入しているMeetupに掲示してそのメンバーを招いたところ、依然会ったことのある女性からeメールで彼女は参加できないけど加入しているMeetUpへも掲示してあげると連絡がありました。結局4つのMeetUpのグループからいろんな人が来てくれました。この2度のパンケーキブレックファストで集めた寄付はアメリカ赤十字社Peace Winds America、World Visionを合わせて$5000を超えました。もっと詳しいことはもう一つのブログに載せる予定です。
ところでメニューですが、出来る限りバランスの良いものにしたかったので、少しカロリーは高くなりましたが、パンケーキだけでなく、ポークソーセージ、ベーコンと玉葱とジャガイモ炒め、りんごとオレンジスライスに決めました。
Lyle氏がコーヒーを作って、パンケーキを焼いて、参加した日本人の女性2人も手伝って息子たちはソーセージとジャガイモを炒める係りでした。夫は来た人の案内係でした。私は下準備、掃除、接待、何でも必要なことをする雑用係でした。うちの家族総出のイベントになりました。
ジャガイモの料理は日本で言うジャーマンポテトでゆでて冷やしたジャガイモの皮を剥いて切ってベーコンと玉葱、ニンニクと共に炒めるものです。
このジャガイモがたくさん残ったので、その残り物で作ったポテトパンケーキのレシピをここに紹介します。
ポテトパンケーキ
材料
ジャーマンポテトの残り物 2カップくらい
またはマッシュポテトの残り(ベジタリアン)
卵 1個
薄力粉 大匙2杯~1/4カップ(粉が少ないとジャガイモの風味がおいしいけれど、生地がばらばらになりやすいです。)
塩・コショウ 少々
油 大匙1
調理法
1. ジャーマンポテトはつぶして出来る限りジャガイモの塊がないようにする。(マッシュポテトを使用する場合はこの手順は省いてください。)
2. 卵を割って混ぜてから、ジャガイモに加える。
3. 小麦粉と塩コショウを入れて混ぜて、小判型に好きな大きさに成形する。
4. フライパンを暖めてから、油を入れてポテトパンケーキを焼く。フライパンの温度が低いとジャガイモがこびりつきます。
5. 片面に薄くこげ色がついたらひっくり返して両面焼く。
このジャガイモのパンフライは、時間のある日はパン、卵、ソーセージと共に朝食に出します。カロリーが少し高いですがお腹いっぱいでゲンキの出る朝食です。
にほんブログ村 海外生活ブログ シアトル・ポートランド情報へ
にほんブログ村 料理ブログへ

2011年1月15日土曜日

母の食事作り

今回のブログは海外のもでではないのですが、自分の記録も兼ねて、投稿することにしました。
病気の母の食事を作るために1ヶ月ほど日本に帰国しました。私くらいに小太りで若ぶりだった母はやせ細って骨と皮、顔も皺が増えて急に老け込んで小さくなっていました。食欲が落ちて食べなかったために免疫力が落ちて病弱になってしまったようです。妹が何週間か前に来て食事を作ってあげていたので少しは元気が出てきたとのことでしたが、最初は胃が小さくなってしまったのか、ほんの少しだけしか食べれませんでした。
私の帰省目的は、母の食べそうな元気の出るものを作って食べさせてあげることでした。妹は鍋物やおでんを頻繁に作ってあげていたので私は何か違うものをと、茶碗蒸しや白和えなど少し手間のかかる日本料理を作りました。うちは田舎で野菜を作っているので旬の大根、白菜、キャベツや春菊を使ったものもつくりました。風呂吹き大根なども作ったら、母が日本に住んでいる妹よりも日本的なものを料理すると言われました。
料理は食べてくれる人のことを考えてメニューを考えます。シアトルのアメリカ人家族のためには両親に作るようなものはあまり作らないのですが、日本人の友人たちには結構茶碗蒸しや、炊き込みご飯等日本的なものを作ります。それから、今回改めて実感したのは、味付けも食べる人に合わせなければならないということです。母は高血圧で、薄味のものばかり食べ続けていて、濃い味のものはのどが渇くと言って食べないので、両親のすべての料理はとても薄味に作りました。薄味の料理は、だしをしっかりとらないと美味しくないので、いつもよりも手間をかけて日本料理の決め手になるだしを作りました。母はいつも煮干でだしを作っていたので、美味しい煮干を宮島で買ってきて、だしが苦くならないように頭とおなかを取ってから、だしを作りました。これで味噌汁や煮物やねべものも料理しました。ロールキャベツはシアトルでは豚のひき肉の中身でトマト味にするのですが、今回は鳥のひき肉と豆腐を中に入れて小さく巻いてあっさりと日本のダシで薄いしょうゆ味に少しケチャップで味をつけました。うれしいことに母は1つ食べて、またもうひとつとお変わりしました。
日本のテレビ番組で手料理は食べる人に愛をあげると誰が言っていましたが、確かに心をこめて作った料理は子供を健康に育て、病気の人の免疫力を増すかもしれません。私は母に美味しい料理をしっかり食べて元気になってほしいと、いろいろ考えて料理した甲斐あってか母は食欲を取り戻して、お腹も空くようになり、元気を少し取り戻してパン焼き機で食パンを焼いたり餅つき機でもちを作ったりすることができるようになりました。妹と私におじさんにもらったなまこやたこの料理の仕方も教えられるようになりました。妹もが長く滞在してくれるので私は少しほっとして帰途につきました。
先日、妹から連絡があって、母の検査結果が良かったので医者がビックリしたと連絡があって、里帰りの甲斐があったと
喜んでいます。
最後に日本の母の食卓に乗った食べ物を日本ではありふれたものですが紹介します。

にほんブログ村 海外生活ブログ シアトル・ポートランド情報へ
にほんブログ村 料理ブログへ