2009年3月17日火曜日

料理教室とフルコースディナー

 先日、近所に住んでいる友人のYamiがある建設会社である料理のクラスを含んだフルコースのディナーに招待してくれました。Yamiは私を車で迎えに来てからもう一人の友人をピックアップしてGaspar’sという建物のデザイン、建築と改築をする会社に運転して行きました。Gaspar’sは、私などはとても雇うことが出来そうにもない高級な建物をデザインをしている会社でした。Gaspar’sに着くとオウナーの女性が、ワインは白か赤を飲みますかと勧めてくれました。アメリカ人ばかりのゲストにとまどいましたが、私は赤をYamiは白をグラスについでもらいました。まずは温かいオードブルを勧められて食べてみると、ブリーチーズをパイ生地で包んで焼いたものでした。これはとてもカロリーが高くてまたウェスト周りが大きくなると思いながら食べましたが、キャラメル色の甘い汁がパイ生地から出てきてブリーチーズも溶けて、クルミとブリーがリッチで少しだけ甘みがあって美味しかったです。
Gaspar’sはオフィスにショウルームのような台所があって、フルコースの料理をパーソナルシェフをのカレン(Karen Rosenzweig)さんが、そのガスレンジとオーブンとグリルを使用して説明しながら作り方をデモンストレーションしてくれました。
まずは、すでに 味見した、ブリーチーズをパイの皮でで包んで焼いたものから始って、メインは鶏胸肉に黒オリーブとマッシュルームとトマトソースをかけてオーブンで焼いたもの、ハーブで味付けしたクスクス(couscous)、それにズッキーニをグリルで焼いてフェタチーズ(feta cheese)とミントの葉で味付けしたものでした。これはあまり私の口には合わなかったです。最後はオールドファッションのショートブレッドの作り方でした。焼きたての柔らかいショートブレッドは美味しかったです。料理の作り方と、環境にやさしい建築と建材について学びました。Gaspar’sに私が取った写真をブログ(英語)に掲示して知らせることを約束して、すばらしい体験させてくれたことに感謝の意を述べて帰途に着きました。

この中から先日ブリーチーズが半額になっていたので、ブリーのパイ生地で包んだものを早速作ってパーティーに持っていったところとても好評でした。ブリーも胡桃の実も日本では高価ですが、これはレストランの高級な味を家で楽しむのにいいレシピなので、とりあえずここに載せることにします。

胡桃とブリーチーズのパイ包み焼き
材料
冷凍パイシート
薄力粉 少々
ブリーチーズ (円形の場合はパイ型に切って使用)
ブラウンシュガー ¼カップ
炒ったクルミの実 1/8カップ(toasted)
卵1個+水大匙1(エッグウォッシュ)
作り方
1. オーブンを200°Cに暖めておく。
2. ベーキングシートにパーチメント紙を敷いておく
3. 薄力粉を台の上に粉を引いてパイシートを広げる。
4. ブリーチーズを暑さの半分に切って下の半分を切り口を上にしてパイシートの真ん中に載せる。
5. ブラウンシュガーをこの切り口が隠れるように載せて、クルミの実を適当にアレンジしてその上に載せる。
6. 残り半分のブリーチーズを4に載せる。
7. パイ生地の周り5センチを残して余分な部分を切り取る。(パイ生地が大目でも美味しい。)
8. パイ生地の端にエッグウォッシュを塗ってブリーチーズを包む。
9. 合わせ目を下にしてベーキングシートに載せてエッグウォッシュを塗って、オーブンで20分パイ生地が少し色づくまで焼く。
10. 5分冷まして、スライスした、梨やりんご、クラッカー等と皿に載せて出す。
    (胡桃とブラウンシュガーの代わりにクランベリーやピザのトッピングにするもの等を挟んで焼いても良い。)

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2009年3月3日火曜日

シアトル住人に日本の朝食?

<---私の好きな簡単な朝食です。
先日、新しくオープンする寿司の食堂の求人広告に寿司職人と共に日本食に興味がある人を募集していました。寿司職人には興味は無いが日本の朝食をやりたいとe-メイルを出したところ、メニューはどんなものを考えているのかと尋ねられました。日本の朝食はもちろん味噌汁とご飯、でもアメリカの住人に受入れられて材料が格安で、簡単に出来るものを何種類か考えてみました。野菜の煮物はジャガイモとニンジン、インゲンで作ると色とりどりできれいだし、昆布と干し椎茸で作るとベジタリアンにもなるので入れてみました。ほうれん草の胡麻あえと、生野菜と果物も入れて、魚スペシャル、ボリュームのある相撲スペシャルと、ベジタリアンの禅スペシャルのメニューを考えました。魚スペシャルは上記の野菜に加えて、フライパンで焼いた季節の魚と玉子焼き、相撲スペシャルは厚切りのSPAMとベーコンをメインにアメリカ風にして2個の卵を使ったいり卵、禅スペシャルはもちろん豆腐を入れました。豆腐は私の好きなあげ豆腐に大根おろしと生姜とネギと醤油をかけたものにしました。後で考えると煮物はホテルの朝食には出るけれど普通食べないなあと思いましたが、この朝食は終末だけしか出さないということなので、少し品数が多くてボリュームがある方がいいし、アメリカのフライパンで焼いたジャガイモの代わりにいいかもしれません。
これらのメニューはレストランで採用されるかどうかわかりませんが、ぜひ、アメリカ人に食べてもらって気に入るかどうか試してみたいものです。

昨年、アメリカの朝食について書いたブログを書いたので、読み返すとアメリカと日本の朝食はまったく違うので、日本の朝食はシアトルで受けるかどうか疑問です。

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