写真は左上下右の順、薄口醤油で作った私のうどん、使ったうどん打ちの本(だしの作り方のみ参照。)使ったかまぼこ(こちらで安売りでも2ドル50セントくらい)と冷凍うどん(しこしことしておいしい。乾麺と値段が同じくらい5つ入って2ドルちょっとで失敗がないのでこれにした。)
私は子供のころからうどんが大好きで、日本に住んでいるころはうちでも店でもよく食べていた。シアトルに来て家ではよくうどんを作って食べるが、この周辺では日本食レストランでメニューにうどんはあるもののおいしいうどん屋さんはまだないようだ。英語のウェブサイトでさがすとほとんどのうどんのレシピアメリカ風のスープを使ったり、ピーマンや変な物を入れたもの(フュージョン)が多く、(http://www.foodtv.ca/recipes/recipedetails.aspx?dishid=7588、http://recipes.howstuffworks.com/japanese-noodle-soup-recipe.htm)日本的なものもインスタントだった。こちらで、日本のインスタントではないかつお、昆布、いりこ等を使って作ったうどんのだしはアメリカ人に受けいれられるかテストしてみることにした。
まずはレシピの検索から。2年前に日本に帰ったときに買った、「初めてでもでききるうどん打ち」の本からダシのページ、ウェブサイト:
「讃岐の男うどん 備中の女うどん」http://www.okanoue-udon.com/g/tuyu.html 、「中野うどん学校」http://nakanoya.net/dashi.html 、「おいしいうどんつゆの作り方―[うどん]All About グルメ」http://allabout.co.jp/gourmet/udon/closeup/CU20020117tuyu/index.htm を参照にしてダシをつくった。うどんは冷凍の讃岐うどんを使用することにした。
テスト1:アメリカ人のうちの家族。うちで私はダシのもとを使ったうどんスープでよくうどんを食べているし、日本に帰ったときもうどんはよく食べていのでうどんの味は知っている。うどん打ちの本のレシピで濃い口醤油を使った関東風を作ったら、とても塩辛くて色が濃い茶色になった。塩分を減らす必要あり。次のテストでは濃いくちから薄口醤油に変更。
テスト2:近所に住んでいる広島県出身の、いろいろ日本食に詳しいおばさんに味見してもらった。うどん打ちの本の関西風で薄口醤油のダシと、同じもので薄口醤油の量を減らしたものを試食してもらった。最初のものはやはり塩辛かった。2番目の塩分はよかったが、何か味が足りないという提言をもらった。塩分はこの2番目に決定。次のテストではイリコを加えてみることにした。
テスト3:古い友人にばったりあって、彼女の家でうどん味見パーティーを主催してくれた。日本から夫の出張に付き添ってきた日本人の主婦7人とアメリカ人の友人が参加。日本人の奥さん達の口に合うかと心配。せっかくなのでアンケートを作って真剣に味見してもらうことにした。スープは3種類作った。1番目は、イリコ少し沸騰させたもので、昆布鰹節も使用、2番目はイリコは沸騰前に取り出した以外は1番と同じ、3番目はイリコの変わりに戻したシイタケを使用。最初は少しダシだけ味見してもらった。1番はみんな魚の生臭さが気になる。3番は少し塩辛い、2番が一番美味しいというのが一致した意見だった。次にうどんを入れて食べてもらった。一人は1番がいいというのを除いて他は2番が一番美味しいという結果だった。3番はそばに合うかもと言う人もいた。日本人から美味しいといわれてホットした。特にアメリカに来てこんなおいしいうどんを食べたのは初めてと言われて、お世辞とはわかっていても、とてもうれしかった。最後はこの結果を使ってアメリカ人でテスト。
テスト4:夫の誕生パーティーを日本食でやって、うどんを出してみることにした。30人くらいで、構成は1日本人、4イギリス人、2ハワイ出身の中国系アメリカ人、他はみんなシアトル周辺に住む白人というものだった。2種類ダシをテストするために作ったが、他の料理を作るのに手がかかったため、テスト2で一番になったダシを使用することにした。来た人の中にはうどんはまだ?と尋ねる人もいた。結果は驚いたことに、2人がうどんを残しただけで、みんなきれいにうどんを食べたてくれた。白人の子供の親がもっとうどんを子供にと、おかわりも頼まれた。中にはうどんの店を開業したら昼は食べに来るよという人もいた。立ち食いうどんの店はこちらでも受けるかも...。
残念ながらこのダシは味にうるさい近所の広島出身のおばさんには最高とはいわなかった。まだなにかもの足りないと言われてがっかり。私のダシには、ハイミーも砂糖もはいってないので、それかもしれない。彼女はハイミーを日本から送ってもらって何にでも少し風味を出すのに使うというのをきいた。何度かこれからも化学調味料は使わないで、彼女の味に合うよう試すつもりであるが、日本人の若い奥さんたちとアメリカ人に受け入れられたこのうどんの味は、将来、私がサイドビジネスで立ち食いうどんの店をしようと思ったときのために取っておくことに決めた。
シアトルでは食べ物を人に出すには、食べ物取り扱い許可証(food handling permit)を取ったり、食堂はいろいろな条件を満たして、保健所で承認される必要があります。それに、うどんだけでは、体が大きいアメリカ人にはお腹が太らないだろうし、メニューももっとたくさん種類がいる。場所を借りたり従業員を雇ったり、料理人、ウェイトレス、キャッシャーも自分でやらなければならない。
まずはレシピの検索から。2年前に日本に帰ったときに買った、「初めてでもでききるうどん打ち」の本からダシのページ、ウェブサイト:
「讃岐の男うどん 備中の女うどん」http://www.okanoue-udon.com/g/tuyu.html 、「中野うどん学校」http://nakanoya.net/dashi.html 、「おいしいうどんつゆの作り方―[うどん]All About グルメ」http://allabout.co.jp/gourmet/udon/closeup/CU20020117tuyu/index.htm を参照にしてダシをつくった。うどんは冷凍の讃岐うどんを使用することにした。
テスト1:アメリカ人のうちの家族。うちで私はダシのもとを使ったうどんスープでよくうどんを食べているし、日本に帰ったときもうどんはよく食べていのでうどんの味は知っている。うどん打ちの本のレシピで濃い口醤油を使った関東風を作ったら、とても塩辛くて色が濃い茶色になった。塩分を減らす必要あり。次のテストでは濃いくちから薄口醤油に変更。
テスト2:近所に住んでいる広島県出身の、いろいろ日本食に詳しいおばさんに味見してもらった。うどん打ちの本の関西風で薄口醤油のダシと、同じもので薄口醤油の量を減らしたものを試食してもらった。最初のものはやはり塩辛かった。2番目の塩分はよかったが、何か味が足りないという提言をもらった。塩分はこの2番目に決定。次のテストではイリコを加えてみることにした。
テスト3:古い友人にばったりあって、彼女の家でうどん味見パーティーを主催してくれた。日本から夫の出張に付き添ってきた日本人の主婦7人とアメリカ人の友人が参加。日本人の奥さん達の口に合うかと心配。せっかくなのでアンケートを作って真剣に味見してもらうことにした。スープは3種類作った。1番目は、イリコ少し沸騰させたもので、昆布鰹節も使用、2番目はイリコは沸騰前に取り出した以外は1番と同じ、3番目はイリコの変わりに戻したシイタケを使用。最初は少しダシだけ味見してもらった。1番はみんな魚の生臭さが気になる。3番は少し塩辛い、2番が一番美味しいというのが一致した意見だった。次にうどんを入れて食べてもらった。一人は1番がいいというのを除いて他は2番が一番美味しいという結果だった。3番はそばに合うかもと言う人もいた。日本人から美味しいといわれてホットした。特にアメリカに来てこんなおいしいうどんを食べたのは初めてと言われて、お世辞とはわかっていても、とてもうれしかった。最後はこの結果を使ってアメリカ人でテスト。
テスト4:夫の誕生パーティーを日本食でやって、うどんを出してみることにした。30人くらいで、構成は1日本人、4イギリス人、2ハワイ出身の中国系アメリカ人、他はみんなシアトル周辺に住む白人というものだった。2種類ダシをテストするために作ったが、他の料理を作るのに手がかかったため、テスト2で一番になったダシを使用することにした。来た人の中にはうどんはまだ?と尋ねる人もいた。結果は驚いたことに、2人がうどんを残しただけで、みんなきれいにうどんを食べたてくれた。白人の子供の親がもっとうどんを子供にと、おかわりも頼まれた。中にはうどんの店を開業したら昼は食べに来るよという人もいた。立ち食いうどんの店はこちらでも受けるかも...。
残念ながらこのダシは味にうるさい近所の広島出身のおばさんには最高とはいわなかった。まだなにかもの足りないと言われてがっかり。私のダシには、ハイミーも砂糖もはいってないので、それかもしれない。彼女はハイミーを日本から送ってもらって何にでも少し風味を出すのに使うというのをきいた。何度かこれからも化学調味料は使わないで、彼女の味に合うよう試すつもりであるが、日本人の若い奥さんたちとアメリカ人に受け入れられたこのうどんの味は、将来、私がサイドビジネスで立ち食いうどんの店をしようと思ったときのために取っておくことに決めた。
シアトルでは食べ物を人に出すには、食べ物取り扱い許可証(food handling permit)を取ったり、食堂はいろいろな条件を満たして、保健所で承認される必要があります。それに、うどんだけでは、体が大きいアメリカ人にはお腹が太らないだろうし、メニューももっとたくさん種類がいる。場所を借りたり従業員を雇ったり、料理人、ウェイトレス、キャッシャーも自分でやらなければならない。
主婦業と好きなインターネットのできる生活になれた私は、今のところうどんだし作りは趣味に留めておくつもりである。